鐵観音、喉を通った後に戻るハッカのような清涼感と桃のような優しい果実香が鐵観音

「鉄観音」とは、茶樹の品種名であり、鐵観音の名の由来は、「観音様がくださった恵み」と「鉄のような色」からきているといわれます。蘭にも肉桂（ニッキ）にも例えられる成熟果実の香りが特徴です。

今から200年程前、安渓の張一家が木柵樟湖山に移り住み、茶の栽培を始めました。樟湖山とは、鐵観音の産地である今の猫空一帯です。1919年、木柵茶葉公司が張迺妙・張迺乾兄弟に依頼し、安渓から鐵観音の苗1000株を導入したのが、木柵鐵観音の始まりとされています。
完成までの計1ヶ月は、片時も茶葉から目を離せません。
飲用効果では焙煎がきいていますので、カフェインはほとんどなく、午後に飲むお茶向きです。鐵観音は脂をあらい流す作用が大きく、夕食の肉料理や脂っこい料理に合います。　
軽いエアロビックと組み合わせるとダイエット効果も期待できるそうです。